現在の校内で整容云々と言う者はいないのだが、
それでも牛後のみてくれは目立つものであった。
安物のピアスや指輪を長身でガチャガチャとさせたその姿は、
俗にいうヤンキーと相違ない。
しかし俺にはどうだっていいことだ。
カランとベルを鳴らしてドアをくぐったそいつを見やりもせずに、遅ぇと呟いた。
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